パラスポーツ体験デー

 1月13日、イオン葛西店の4Fで「パラスポーツ体験デー」というイベントが行われた。

 

このイベントでは、車いすフェンシング、ボッチャの2種類のパラスポーツと、陸上競技などで使われる競技用車いすを全て無料で体験することができる。

 

私たちにとっても身近な施設である、近所のショッピング施設で行われるイベントかつ、土曜日であることも相まって様々な方々が体験し、その中には子供の姿が多く見られた。また、子供用に景品も用意され、楽しんで参加していた。

車いすフェンシング体験をする女の子


握り方を教えてもらう男の子

 車いすフェンシングには約20人が体験しに来ており、やはり親子連れの子供の参加者が多かったようだ。

 

インタビューさせていただいた子供たちはみな「楽しかった!」と瞳を輝かせた。「剣って折れないの?」「突かれたら痛くないの?」など興味津々に質問をしてくる子供もおり、また「重かった」「手が痛かった」「まっすぐ突くのが難しかった」などの子供らしい正直なコメントもあった。

 

フェンシングという初めての体験に少し躊躇する女の子もいたが、おそるおそる最初は触っていたのが、途中から楽しんでいる様子が見られた。どの子供たちにも共通したのは、車いすフェンシングというスポーツに初めて触れ、体験して、ワクワクドキドキしていたということだろう。

親子連れのお母さんからは、「貴重な経験をさせてもらった」という声や、「子供に合わせているとはいえ、車いす同士の距離が近くて驚いた」という声もいただいた。


このイベントを主催している区の職員の方からも話を聞くと、車いすフェンシングは初めての体験だったらしく、「剣が予想より軽かったので身軽に動けるかと思ったが、突くのは難しかった」とのことだった。

このように車いすフェンシングに触れあえる機会がどれだけ重要であるか、ということを再認識させられた。

イベント会場


作業する新米スタッフ

 このイベントによって、より多くの人に車いすフェンシングのことを知っていただけたと思う。

今年には車いすフェンシングのワールドカップが初めて日本で開催されることが決まっており、2020年には東京パラリンピックが待っている。

日本の選手がより力をつけることはもちろんだが、多くの人に車いすフェンシングに対してもっと興味を持っていただくことが重要だ。そのために我々広報インターンも尽力していきたいと思う。

 

 また今回初めて、車いすフェンシング協会として参加されたスタッフもいた。私が最初は初参加とは気づかないほど、自然に働いていたが、車いすの設置の仕方など、まだ分からない点も多いそうだ。

こうして車いすフェンシングに関わる人が増えていくことで、日本国内での車いすフェンシングが、どんどん競技としての厚みを増していくのではないかと感じた。


慶應スポーツ新聞会 高山実子