車いすフェンシングクラス分け講習会

香港で開催された車いすフェンシングアジア選手権。一日前より車いすフェンシングクラス分け講習会が行われました。日本車いすフェンシング協会のチームドクター、植田医師が参加。小松理事長も聴講生として一緒に講義を受けました。(英語ですよ!!)

 

写真に写っているのはキィコーチ。歩けない障害から回復した非常に貴重な存在。キィコーチがクラス分けを受けるとしたら、という模擬練習です。

障がい者スポーツにとって、障害の程度によって競技クラスを分け、より「フェア」な状態で競技することが必要条件となります。個々の障害は医療の診断書に書かれた通りというより、一人一人大きく違います。運動能力の判定を行って、クラス分けを行い、車いすフェンシングの場合はそれに応じてカテゴリーA, B, Cに分類します。どれだけ客観的に、正確に判定するか、それはクラス分け委員の技量に大きくかかわってきます。

 

クラス分け委員長のDr. Manの指導のもと、集まっているのは植田医師以外は理学療法士の方々。この講習会を受けたメンバーはNational Classifierの資格を獲得。今後、世界大会において実際のクラス分けを行い、次のInternational Classifierと進みます。小松理事長は「医学関係者」ではありませんので、聴講生、そして事務局長は通訳として参加しました。

 

朝9時から午後1時まで、まず講義の時間。「香港のホテルは冷房が効いているから上着が必要」とのアドバイスはあったものの、それでも寒い!じっとしているのは苦行に近いものが・・・

 

ちゃんと勉強しました、の証拠写真が香港から届きました。

腹筋があるかどうか、両手を広げた状態で左右に動いてもらいます。車いすに座って競技する車いすフェンシングは、まずこの検査からスタートします。

 

選手にとって、このクラス分けで今後競技するカテゴリーが決定するのですから、カテゴリーのボーダーラインだと思われる選手にとって、どちらのカテゴリーになるのかは、今後の選手生命を大きく支配します。

 

それだけに真剣にならざるを得ないクラス分けなのです。