一歩前進:日本の車いすフェンシング 新しい時代へ


東京の駒沢体育館のスポットライトと観衆の応援の声の中、20151226日、車いすフェンシングの決勝戦が、第68回日本フェンシング選手権の会場で行われた。

 

 

 

「とうとう、私の夢だった、健常者と車いすのフェンシング同時開催が実現しました」と日本車いすフェンシング協会(JWFA)理事長の小松真一氏は語った。

 

 

 

東京が2020年のオリンピックとパラリンピックの開催都市に選ばれた後、JWFAは新しい車いすフェンサーの発掘と競技の普及のためにデモンストレーション活動を活発に全国で行っている。競技の人気が高まることで、日本で初の健常者フェンシング大会に車いすフェンシングが加えられたのである。

 

 

 

車いすフェンシング部門の参加者は4名で、決勝に残ったのは藤田道宣選手と安直樹選手だった。健常者の決勝ピストと同じ場所で、健常者フェンサーたちが見守る中、車いすフェンサーが決勝を戦った。元車椅子バスケットの選手で、10ヶ月前に車いすフェンシングに転向したばかりの安選手は1511で藤田選手に勝利した。「バックの音楽が消え、試合が始まった時にはとても緊張し、興奮していました。自分にとって素晴らしい経験で、自分の弱さや不十分なところがとてもよくわかりました。これから4年の間にしっかりトレーニングして体を作り、技術を磨いて2020年の東京パラリンピックに備えたいと思います」安選手が述べた。

 

 

 

「しっかり練習してきたフェンサーたちは、今日はとってもよくやりました。日本の車いすフェンシングにとって、とても重要な機会でした」と小松氏。 「このイベントを成功させるために努力してくださった、JPCナショナルコーチの江村宏二さんや多くの方々の協力に心から感謝しています。より多くの障がいのある方々がこのスポーツに興味を持って、やってみようとしてくださる現状で、将来性のあるフェンサーを発掘して、2020年の東京パラリンピックに向かっていきたいと思います」

 

 

 

今年は、1月東京、2月神戸、7月北海道そして11月には福岡でのデモンストレーションが予定されている。JWFAは今後、有望なアスリートに機会を提供するために、この他にも日本の多くの都市での体験会を予定している。

 

 

 

Mandy Choy 京都にて